【WS02】
提案者氏名:髙橋 哲朗
バイスタンダーによる応急手当の実施率向上を目指して
※スライド表紙をクリックすることで分析内容のPDFファイルが開きます
ワークショップタイトル: バイスタンダーによる応急手当の実施率向上を目指して
提案者氏名: 髙橋 哲朗
ワークショップの概要: 近年、全国的な救急件数の増加に伴い、救急隊の平均現着時間が延びていく中で、バイスタンダー(救急現場に居合わせた人)による応急手当は更に重要性を増している。しかし、バイスタンダーによる応急手当は、実施が可能な事案の総件数のうち、約4割については何も実施されていない状況にある。本ワークショップでは、救命講習の受講率や応急手当を実施しない理由(アンケート結果)を背景として、応急手当の実施率向上を目指すアイデアを検討する。
ワークショップの目標: 「応急手当の普及推進について」の世論調査の結果から、応急手当を実施しない(できない)原因について考察し、ペルソナを作成する。作成したペルソナを基に、応急手当を実施する(できる)に至るまでのジャーニーマップを設計し、応急手当の実施率向上のための取組をアイデアとして提案する
取り扱う課題: 応急手当ができる自信のない人のペルソナをブレインストーミングを通じて作成し、ジャーニーマップを設計することで、その人が応急手当を実施できるようになるためのアイデアを検討する。
キーワード: 救命、応急手当、バイスタンダー
データとデータ源:総務省消防庁 令和5年版救急救助の現況
(https://www.fdma.go.jp/publication/rescue/post-5.html)
総務省消防庁 応急手当の普及啓発活動の推進に関する実施要綱
(https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/h23/2308/230831_1houdou/01_okyu.pdf)
総務省消防庁 一般市民向け応急手当WEB講習
(https://www.fdma.go.jp/relocation/kyukyukikaku/oukyu/index.html)
東京消防庁 応急手当の重要性
(https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/kyuu-adv/joukyu/oukyu-01.htm)
東京消防庁 バイスタンダー保険制度の創設について
(https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-kouhouka/pdf/270903_2.pdf)
内閣府 救急に関する世論調査(平成29年7月調査)
(https://survey.gov-online.go.jp/h29/h29-kyukyu/2-5.html)
デザイン思考の方法: ブレインストーミング,ペルソナ,カスタマージャーニーマップ
期待される成果: 人の行動変容を促すアイデアの創出、ユーザー側に立った講習等の提案
プログラム | |
---|---|
10:00 | 開始 |
10:00-12:00 | 午前の部 |
10:00-10:10 | アイスブレーキング(自己紹介) |
10:10-10:40 | データ分析レポートの説明 |
10:40-11:10 | ブレインストーミング(分析レポートや自身の経験から応急手当の実施について思うことのアイデア出し) |
11:10-11:30 | アイデアの収束 |
11:30-12:00 | 収束したアイデアを基にペルソナを設計(ペルソナは2種類以上設計することを目標とする) |
12:00-12:50 | お昼休み |
12:50-15:00 | 午後の部 |
12:50-13:30 | ペルソナを基にジャーニーマップを設計 |
13:30-14:10 | ブレインストーミング(ジャーニーマップを基にした応急手当普及促進のアイデア出し) |
14:10-14:30 | アイデアの収束 |
14:30-14:50 | 収束したアイデアを基に具体案の選定・検討 |
14:50-15:00 | 小休止 |
15:00-16:00 | 試作・発表資料作成 |
16:00-16:45 | 発表会(フィードバック、リフレクション) |
16:45 | 終了 |