【WS01】
提案者氏名:加藤 茂博
“逃げ恥”的に自分らしくいられる「新たな結婚契約のあり方」とその「契約合意方法」を考える
※スライド表紙をクリックすることで分析内容のPDFファイルが開きます
ワークショップタイトル:“逃げ恥”的に自分らしくいられる「新たな結婚契約のあり方」とその「契約合意方法」を考える
提案者氏名: 加藤 茂博
ワークショップの概要: “結婚するカップル(婚姻数)や、婚姻率が減少している。就活や結婚などのライフイベントは人生で何度も経験することが難しいため、事前にはどうしたら上手く行くか見通すことが難しい性質を持っている。そこには、当事者には気づきにくい社会的な変化が生み出すアンマッチの構造がある。それに加えて、これまでの「結婚」という契約のあり方や形式自体が自分や時代に馴染まないと避けられることも背景となっている。
このWORKSHOPでは、結婚という契約のコンセプト自体を自分ら再設計しようとしたカップルが描かれた「逃げ恥」のようなドラマのように、「もし自分らしくいられる「結婚」を自由にデザインできるとしたら」をテーマに、自分や時代に合った結婚のありかたを検討し、そんな結婚契約にどうしたら合意してもらえるか、合意方法についても描いてみることで、未来のパートナーとの合意による居心地の良い関係づくりの可能性について検討する。
ワークショップの目標: 国立社会保障・人口問題研究所が提示したライフコースより最もメジャーな2つのタイプを希望するロール(役)を男女2名づつ設定し(参加者は必ずしもロールと同じ希望や性別である必要はない)ペルソナロール型ブレーンストーミングを実施
【未来の結婚のあり方デザイン】についてこれまでの結婚の1.Gain(得られるもの)2.Pain(デメリット)を整理する
それを踏まえて3.ありたい未来の結婚の理想像 についてアイディア出しを実施しインサイトMAPを作成
【合意方法デザイン】自分が感じた.GainとPainをもとに相手に確認すべき質問を設計し、ありたい未来像の合意内容をデザイン
新たな結婚契約を合意するための質問や合意内容を盛り込み、かつ離脱しないで円満に合意できる「交際~結婚契約合意」のジャーニーMAPを作成する
ロールを離れ、自分らしい選択や結婚のあり方について振り返り、より良い選択のヒントをまとめる
取り扱う課題 :分析で結婚の現状を理解し、現在の結婚のGain(得られるもの)Pain(デメリット)を話した上でありたい理想の結婚増を描き、それを実現するために必要な合意内容をデザインし、それを盛り込んで新たなコンセプトの結婚契約の合意方法を「交際~結婚」に至る理想のジャーニーMAPとして作成する
キーワード: ライフコース選択、キャリアとライフイベント、結婚の新たな形、合意による自分達らしさの設計
データとデータ源: 将来の労働力不足が深刻な社会問題に!?日本人の婚姻状況と結婚観を探る
https://career-research.mynavi.jp/column/20230711_52662/
第一生命経済研究所 いまどきの「結婚の目的・意義」
https://www.dlri.co.jp/report/ld/333637.html
日経新聞 生涯子供なし、日本突出 50歳女性の27%
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD0818Q0Y2A201C2000000/
日経新聞 子供の有無、所得が影響 「格差感じる」8割
国立社会保障・人口問題研究所 結婚と出産に関する全国調査 希望の結婚像 -どんな結婚を求めているのか-
https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou12_s/chapter3.html
AMP News 結婚相手に求める年収、男性が「300~400万円」、女性は「500~600万円」 結婚とお金に関する意識調査
https://ampmedia.jp/2023/10/13/marriage-money-survey/
Yahoo News 8割の男性は「年の差婚」に前向き 女性の5割以上が「1~3歳差」が理想と回答 ブライダルネット調べ
https://news.yahoo.co.jp/articles/db9df7d95a3f2988d81afae6faa9a1bd38a94c3d
東洋経済 正規で働く女性の「生涯未婚率」男女逆転の衝撃 女性は年収が上がるほど未婚率が高まる
https://toyokeizai.net/articles/-/685895?page=3
デザイン思考の方法:ブレインストーミング,ペルソナ,カスタマージャーニーマップ,ロールプレイング,インサイトMAP
期待される成果:婚活市場の構造的GAPと既存の結婚契約の課題を理解した上で、
限られた狭い条件やターゲットに依存し過ぎることなく
パートナーとの合意によって自分らしい幸せを築く方法を確立する
プログラム | |
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10:00 | 開始 |
10:00-10:05 | アイスブレーキング(自己紹介) |
10:05-10:35 | 結婚についてのデータ分析の説明とオリエンテーション 【未来の結婚のあり方デザイン】 |
10:35-11:05 | これまでの結婚の1.Gain(得られるもの) 2.Pain(デメリット)を整理する それを踏まえて |
11:05-11:35 | 3.ありたい未来の結婚の理想像 についてアイディエーションを実施しインサイトMAPを作成 |
11:35-12:05 | 3を実現するための理想像に合わせた4.相手に求める条件について話し合う 【合意方法デザイン】 |
12:05-12:55 | 休憩 |
12:55-13:25 | 5.GainとPainをもとに相手に確認すべき質問を設計、6.ありたい未来像のMAPについて合意すべきタイプ別内容を整理 |
13:25-13:55 | 7.これまでの「交際~結婚」のジャーニーMAPを描く(離脱ポイントと盛り上がりポイントを抽出) |
13:55-14:25 | 8.新たな結婚契約を合意するための質問や合意内容を盛り込み、かつ離脱しない新たな契約合意のジャーニーMAPを作成(余裕があればロールプレイ) |
| 【振り返りとまとめ】 |
14:25-14:55 | 9ロールを離れた振り返り、自分らしいコンセプトや相手への条件について考える |
14:55-15:25 | 10各人の感想と総括のまとめ |
15:25-15:30 | 休憩 |
15:30-16:00 | 発表資料準備 |
16:00-16:45 | 内部発表準備、リフレクション、フィードバック |
16:45 | 終了 |