【WS07】

インクルーシブ教育の在り方を考える

提案者氏名 :小田島洋斗

(横浜市立大学大学院 データサイエンス研究科)

※スライド表紙をクリックすることで分析内容のPDFファイルが開きます

ワークショップタイトル :インクルーシブ教育の在り方を考える

提案者氏名: 小田島洋斗(横浜市立大学大学院 データサイエンス研究科)

ワークショップの概要 :インクルーシブ教育とは障害の有無によらず、だれもができるだけ同じ場で、同じクラスで、ともに学ぶことを目指すことと位置付けられています。しかしインクルーシブ教育には様々な課題が存在する。実際に神奈川県ではインクルーシブ教育を導入している県立高校が14校し、障がいのある生徒が、障がいのない生徒ともに授業を受けている。
しかしインクルーシブ教育の課題として、クラスの理解が乏しい、障がいのある生徒が劣等感を感じてしまう、特別扱いだと障がいのない生徒から疎まれてしまう点が上げられる。この課題を、同じクラスの障がいのない生徒の視点から解消する方法を思案する。まずブレインストーミングで障がいのない生徒にとってインクルーシブ教育を進めることになんのメリットがあるかのアイデア出しを行う。そしてそのメリットを生かすために、障がいのない生徒への、理解の進め方のアイデアを同様にブレインストーミングで行う。グルーピングを行い、アイデアを一つ抽出する。そしてペルソナ設計を行い、障がいのない生徒を想定する。最後にジャーニーマップを作成し、考案したアイデアを用いられたときの効果を理解する。”

ワークショップの目標:障がいのない生徒にとって、インクルーシブ教育を進めることに何のメリットがあるかを理解する。そしてそのメリットを生かすために、障がいのない生徒への、理解の進め方のアイデアを考案する。そしてそのアイデアを実行したときのジャーニーマップを作成し、障がいのない生徒の体験を理解する。

取り扱う課題 :インクルーシブ教育では障がいのある人が、劣等感を感じてしまう、合理的配慮が足りない、同じクラスにいる人に特別扱いだと疎まれてしまうことがある。

キーワード :インクルーシブ教育、合理的配慮、共生社会、SDG4

データとデータ源: “朝日新聞デジタル, ”インクルーシブ教育とは, ” https://www.asahi.com/sdgs/article/14851029, 2023/06/17
神奈川県,”インクルーシブ教育実践推進校”, https://www.pref.kanagawa.jp/docs/j7d/cnt/f533456/index.html, 2023/06/17
外務省,”障碍者権利条約”, https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jinken/index_shogaisha.html, 2023/06/17
戸坂女子短期大学, “合理的配慮を学ぶ”, https://www.toita.ac.jp/toitapicks/kawaraban_category/2839/, 2023/06/17
文部科学省, “(参考資料10)有識者会議参考資料”, https://www.mext.go.jp/content/20210412-mxt_tokubetu01-000012615_10.pdf, 2023/06/17
朝日学生新聞, “中学教諭77%が残業上限まで勤務”, https://www.asahi.com/asagakuplus/article/asachuko/14919518, 2023/06/17
独立行政法人国立支援特別教育総合研究所, “インクルージョン教育システム構築に関する調査報告書”, https://www.nise.go.jp/cms/resources/content/14210/00.B_314_all.pdf, 2023/06/17
内閣府, “障害者に対する世論調査の概要”, https://survey.gov-online.go.jp/r04/r04-shougai/gairyaku.pdf, 2023/06/17″

デザイン思考の方法: ブレインストーミング、ペルソナ設計、ジャーニーマップ

期待される成果 :障がいのない生徒が、インクルーシブ教育を理解し障がいのない生徒へ合理的配慮ができるようになる方法の提案

プログラム:

10:00 開始
10:00-10:10 アイスブレーキング(自己紹介)
10:10-10:30 データ分析レポートの説明
10:30-11:15 ブレインストーミング①
11:15-12:00 ブレインストーミング②
12:00-12:50 お昼休み
12:50-13:10 グルーピング
13:10-13:50 ペルソナ設計
13:50-15:00 ジャーニーマップ作成
15:00-16:00 試作・発表資料作成
16:00-16:45 発表会(フィードバック、リフレクション)
16:45 終了