【WS02】

開催日:8月22日(月)

開催スタイル:オンライン式

※スライド表紙をクリックすることで分析内容のPDFファイルが開きます
  • ワークショップタイトル:WITHコロナ時代の「医療機関の建設要件」デザイン
  • 提案者氏名:崎岡、小畑、小林、田中(滋賀大学データサイエンス学部)
  • ワークショップの概要:コロナ禍で人口当たりの医療機関数、病床数が大きな話題となり、緊急事態宣言等の発令基準となったこともあった。そこで、今回高齢人口も多いと予測される京都で人口当たりの医療機関数が適切であるのかについてMESHSTATSを用いて調査したい。そこで、本ワークショップでは新たな医療機関の建設要件について議論する。特に、ホテル数やコンビニ数が多い地域では医療機関を必要とする患者が多いと考えられるため、ホテルやコンビニの分布に着目することで新たな医療機関の建設要件を提案する。
  • ワークショップの目標:今回高齢人口も多いと予測される京都での人口当たりの医療機関数が適切であるのかについてMESHSTATSを用いて調査していく。そこで、京都の中での地域特性、医療機関の偏りもあるかと思う。そこから見えてくる課題を精査したい。また、未来の開業医に向けて、開院するためのおすすめ地域を診療科別に提案出来たらよいと思う。外れ値を見つけることで、医療機関を建設したいシチュエーションを柔軟に検討する。さらに、それらのシチュエーションを診療科別で分類する。ペルソナデザインや、ジャーニーマップにより、医療機関を建設したい側を明確に可視化する。
  • 取り扱う課題:地域ごとの人口に対する適切な医療機関数の調査。医療機関を必要とする人に医療を提供できるように、医療機関を建設したい側をペルソナデザインにより理解する。また、ジャーニーマップを描いてシチュエーションの具体化を目指す。そして、医療機関の建設要件を議論する。
  • キーワード:医療機関、建設、観光(ホテル)、経済(コンビニ)
  • データとデータ源:
    • 国土数値情報 医療機関データH26年度                   
    • 2010年総務省統計局国勢調査3次メッシュデータ(日本)       
    • 2015年総務省統計局国勢調査3次メッシュデータ     
    • MESHSTATSのオープンストリートマップ 
    • 内閣府.(2022).令和4年版高齢社会白書(概要版 
  • デザイン思考の方法:ブレインストーミング、ペルソナ、ジャーニーマップ
  • 期待される成果:観光、経済、人口分布を考慮した新たな医療機関の建設要件を提案する
  • プログラム:*
    • 10:00 開始
    • 10:00-10:10 アイスブレーキング(自己紹介)
    • 10:10-10:30 データ分析レポートの説明
    • 10:30-11:30 Rを用いた相関分析、結果の可視化
    • 11:30-12:00 結果の共有、解釈
    • 12:00-12:50 お昼休み
    • 12:50-13:20 ブレインストーミング
    • 13:20-13:50 ペルソナデザイン
    • 13:50-14:20 ジャーニーマップ
    • 14:20-14:50 新たな医療機関の建設要件の提案
    • 14:50-15:00 小休憩
    • 15:00-16:00 試作発表会資料作成
    • 16:00-16:45 発表会(フィードバック、リフレクション)
    • 16:45 終了