【WS07】
開催日:8月23日(火)
開催スタイル:オンライン式
- ワークショップタイトル:大学生がやりたいことを見つけるにはどうしたら良いか:将来のキャリアデザインを提案する
- 提案者氏名:コウ・ウヒ、ムウ・ドウシン、リュウ・ユイジェ、本田 龍司(横浜市立大学 国際マネジメント研究科 吉永ゼミ)
- ワークショップの概要:就活生のうち、50%以上の人が「やりたいことが分からない」ことに悩んでおり、18~20歳の約4割の人が「将来やりたいことが決まっていない」状態にあるというデータがあります。そのうえで就職活動において、「将来やりたいことが決まっている」ことは、自らより多くの多種多様な人に相談したり、積極的に情報収集をしたりするような能動的就活ができるか否かに大きく関わっています。能動的就活は入社後のリアリティ・ショックを低減させることから、その後のキャリア形成にとっても、早いうちに将来のやりたいことが決まっていることは重要だと考えられます。ワークショップを通じてやりたいことを早い時期に見つけられる大学生を増やすためにはどうしたら良いのか、アイデアの創出に取り組みます。
- ワークショップの目標:まだやりたいことが見つかっていない大学生に、アドバイスすることが目的です。人生でやりたいことを見つけることは、必ずしもうまくいくとは限りませんが、未知の未来に進む前に、自分のやりたいことを見つけることは、必ず将来に役立つだと思います。そのため、すでにやりたいことが見つかっている人も含め、大学生以外の方にも参考になれるようにすることを目指します。
- 取り扱う課題:
- ①課題:多くの大学生がやりたいことを見つけられていないこと
- ②なぜ課題なのか:やりたいことを早く決める重要性が高い→やりたいことを決める時期が遅い場合には、入社前に会社・適正の理解(自分と会社それぞれの理解と、合っているかどうか)が低下してしまう。→リアリティ・ショックが高まってしまう。
- キーワード:キャリアデザイン、やりたいこと、就職活動、自己理解
- データとデータ源:
- ポジウィル株式会社(2021年6月15日)「企業に求める軸に関する意識調査」
- パーソル総合研究所×CAMP 「就職活動と入社後の実態に関する定量調査」(2019年6月4日公開)
- 尾形真実哉(2008)「若年就業者の組織社会化プロセスの包括的検討」『甲南経営研究』48巻4号11-68ページ
- Hall. D. T. (1976). Careers in organizations. Goodyear Publishing Company.
- Schein, E. H. (1978). Career Dynamics: Matching Individual and Organizational Needs. Addison-Wesley. (二村敏子・三善勝代訳『キャリア・ダイナミクス』白桃書房,1991)
- 萩原俊彦・櫻井茂男(2008)「“やりたいこと探し”の動機における自己決定性の検討:進路不決断に及ぼす影響の観点から」『教育心理学研究』56巻1-13ページ
- デザイン思考の方法:
- ペルソナ
- ブレーンストーミング
- ジャーニーマップ
- 期待される成果:より多くの大学生がやりたいことを見つけられるようにするための環境、ペルソナ個人のための具体案の提案
- プログラム:
- 10:00 開始
- 10:15-10:20 自己紹介
- 10:20-10:35ワークショップの説明
- 10:35-10:55やりたいこと探しに関する経験の共有する
- 10:55-11:20原因について、ブレインストーミングする
- 11:20-11:45原因について、KJ法で整理する
- 11:45-12:00 ペルソナの検討
- 12:00-12:50 お昼休み
- 13:10-13:30 解決方法ついて、ブレインストーミングする
- 14:00-14:30 解決方法の整理
- 14:50-15:00 アイデアと提案のまとめ
- 15:00-16:00 試作・発表資料作成
- 16:00-16:45 発表会(フィードバック、リフレクション)
- 16:45 終了